■ ID
| 1581 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 関東、富士山頂および上海で採取したPM1の特徴と磁気分離法の適用
|
■ 著者
| 米持真一
埼玉県環境科学国際センター 梅沢夏実
埼玉県環境科学国際センター 王効挙
埼玉県環境科学国際センター 大河内博
早稲田大学 名古屋俊士
早稲田大学 緒方裕子
早稲田大学 原田侑己
早稲田大学 柳本悠輔
早稲田大学
S. Lu
上海大学
R. Zhang
上海大学
|
■ 出版元
| |
■ 出版年
| 2012 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第53回大気環境学会年会、平成24年9月14日 |
■ 抄録・要旨
| 分級特性上、粗大粒子の一部を含むPM2.5と比べて、PM1では、人為起源粒子のみを評価できる。また、金属元素成分は、質量濃度への寄与は少ないが、発生源に関する情報を有している。通常、金属およびその化合物の合計値が用いられるが、更に詳細な情報が得られれば、発生源寄与推定の精度を向上させることが可能となる。
異なる性状の試料を得るため、夏季と冬季に加須、新宿、富士山頂、上海にてPM2.5(もしくはPM2.1)とPM1の同時採取を行った。上海のPM2.5は他地点と比べ高濃度であったが、PM2.5/PM1は低値で、PM2.5-1の寄与が高かった。また、金属成分ではFe、Znが日本国内の5〜10倍高濃度であった。磁性フラクション/全金属比は比較的高い元素(Cr、Ni、Ndなど)と低い元素(Mn、Co、As、Pbなど)とに分かれ、一部の元素では、上海と富士山頂の値が類似していた。
|
■ キーワード
| |
■ リンク先URL
| |